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作家名

荒木新子(あらきしんこ)ARAKI Shinko

ジャンル
カラフル  モダン    抽象  植物  銅版  

コメント

 「身の周りにある身近なものの中で、ふと目に止まるもの。どうしてこれなのか、知らずに選択している。この形!! と思う、そういう感じを大事にしたい。  海辺の町に住んでいた頃、波に揉まれて上がって来たもの、波の作った形――穴の開いた石や、すべすべの木片に惹かれた。ハワイにいた8年間、ユーカリの森を覆う不思議な植物に夢中だった。  銅版画の一番の魅力は、プレス機を通して立ち上がる、インクの量、版の厚みにあると私は思う。白い紙に浮き上がる版の形そのものがおもしろい。  住居をアメリカの大都会へ移した。今、新しい場所で自分の中のどこかから、これ!! と感じるものを探している。次の作品は、どんな形をしているだろう。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1960年
横浜市に生まれる
1983年
日本版画協会展(以後毎年)・94年準会員賞
1984年
西武版画大賞展(87年も)
1985年
多摩美術大学大学院修了
1991年
個展(ギャラリートモス・日本橋、94、99年も)
1994年
現代日本美術展
1995年
個展(フイ・ノ・エアウ・ビジュアルアートセンター・マウイ、樹樹画廊・名古屋、2000年も)
1997年
個展(養清堂画廊・銀座)、 2人展(コンテンポラリーミュージアム・ホノルル)

作品紹介

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《Vines-Composition Ⅱ》

2000年 22×43cm

エッチングアクアチント、コラージュ

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