コメント
「静寂の中にあって変容しつづけるエネルギー、あるいは生命体のようなもの。その実態が光に晒されると、際立った陰影に後押しされて輪郭を主張しはじめる。固有の主体を失えば、また、影も身を潜めてしまう。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1948年
- 北海道留萌市に生まれる
- 1971年
- 東京造形大学絵画科卒業
- 1973年
- 東京芸術大学大学院美術研究科版画専攻修了
- 第41回日本版画協会展・日本版画協会賞
- 1978年
- 第12回日本国際美術展・ブリジストン美術館賞、84年も)
- 1993年
- 第2回高知国際版画トリエンナーレ・優秀賞
- 1994年
- 駒井哲郎と現代版画家群像「果実の受胎」(埼玉県立近代美術館)
- 2003年
- インターナショナルプリント&ドローイング展・第1席(国際大賞)(タイ)
- 2004年
- 東西交流の波展(東京芸術大学大学美術館)
- 現代版画の潮流展(町田国際版画美術館)
- 2006年
- 第5回エジプトインターナショナルプリントトリエンナーレ・グランプリ(エジプト)
- 2008年
- 東京芸術大学教授に就任
- 2015年
- 東谷武美退任展「日蝕・水の肖像」(東京藝術大学大学美術館)
作品紹介
《日蝕 Z'98》
1998年 100×70cm
リトグラフ
《a solar eclipse 0302(日蝕0302)》
2003年 95×70cm
リトグラフ
《水の肖像 12》
2013年 50×70cm
リトグラフ