コメント
「平成6年の春と秋に、つづけて雅楽を宮内庁楽部で観賞する機会にめぐまれた。
その器楽と舞楽の魅力には衝撃を受け、心を奪われるようになってしまった。
笙や鼓の音色には、以前から心惹かれるものがあったが、その装束には息をのむ思いをし、舞のたおやかな所作には感嘆するのみであった。
そして、たわむれに<雅画>があってもいいのではないかと不遜にも夢みている。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1942年
- 名古屋市に生まれる
- 1969年
- 東京芸術大学大学院修了
- 1971年
- 第7回パリビエンナーレ
- 1972年
- 第8回東京国際版画ビエンナーレ・受賞
- 1975年
- 文化庁芸術家在外研修員(英国・米国)
- 1979年
- 第6回ブラッドフォード国際版画ビエンナーレ
- 1981年
- 世界の現代版画25年展(東京都美術館)
- 1987年
- 文化庁買上優秀美術作品展(日本芸術院会館)
- 1990年
- 芸術凧・空飛ぶ絵画展(日本・欧米巡回)
- 1994年
- 果実の受胎展(埼玉県立近代美術館)、クラコウ国際版画トリエンナーレ
- 1996年
- 世田谷美術10周年記念美術展
- 1997年
- 20世紀の版画展(徳島県立近代美術館)
作品紹介
《P9701》
1997年 50×50cm
リトグラフ
《STROKES 94-9》
1994年 63×56cm
リトグラフ
《望潮 SHIOMANEKI-0615》
2006年 61×46cm
リトグラフ