コメント
「何か考えごとをしながら、あるいは誰かと電話でおしゃべりをしながら、いたずら書きをすることがある。そんな落書きを作品にしようと意識的に蓄えてみた。気ままで単純な、視覚的に読めるようで読めない落書きの断片に番号をつけてみたものが、現在2万番台以上になっている。このイメージバンクから、使えそうな断片を選んで組み合わせたものが私の作品になる。濃縮した画像データは次の出番を待って私の磁気ディスクに眠っている。」
(作家コメント「ドゥードゥル日誌#20000」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1949年
- 富山県に生まれる
- 1973年
- 京都市立芸術大学美術専攻科修了
- 1977年
- アートナウ77(兵庫県立近代美術館)、現代美術の鳥瞰(京都国立近代美術館)
- 1984年
- 第5回現代版画コンクール展(79年も)
- 1987年
- 第2回和歌山版画ビエンナーレ、 第1回日仏会館ポスター原画コンクール・受賞(89年)、現代の版画1987・優秀賞(渋谷区立松濤美術館)
- 1990年
- 第1回高知国際版画トリエンナーレ・大賞(93、96年招待出品)
- 1992年
- 第14回エンバ美術コンクール展・受賞(89、90年も)
- 1994年
- インターグラフィア1994(カトワイス・ポーランド)第3回バラトヴァバン国際版画ビエンナーレ(91年も)