南 正雄(みなみ まさお)MINAMI Masao
作家名

南 正雄(みなみ まさお)MINAMI Masao

ジャンル
シック  シルクスクリーン(孔版)    抽象  

コメント

 「本格的にシルクスクリーンを習ったのは、NHK文化センターであった。習作では、具象、抽象を問わず、いろいろ実験的な試みをしたが、さて版画家として、具象で行こうか、抽象でいこうか迷っていた。そんな時、ある抽象作家の個展を見る機会があり、抽象画の魅力を改めて感じた。シンプルな画面がなんと多くを語るものかと。  かくして私は抽象でいくことにし、極めてシンプルな作品でスタートをした。その後20年余、何回か表現のスタイルは変化してきたが、根底にシンプルなものへの憧景があるらしく、展覧会など見て廻っても、そういう作品に心が動いた。そんなことなど考え合わせると、私の表現も、いつかシンプルなものに戻っていくような気もしている。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1935年
東京に生まれる
1959年
中央大学法学部卒業
1981年
神奈川の作家版画展(横浜)
1983年
神奈川版画アンデパンダン展(作品買上)
1984年
版画「期待の新人作家」大賞展
1986年
自宅に工房開設、版画に専念
1995年
TAMAうるおい美術展
1997年
西脇市サモール大賞展・優秀賞
2001年
第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神谷町)

作品紹介

《traces-18》

《traces-18》

1996年 40×54cm

シルクスクリーン

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