大下百華(おおしたゆか)OSHITA Yuka
作家名

大下百華(おおしたゆか)OSHITA Yuka

ジャンル
カラフル  人物  木版  植物  静物  

コメント

 「この時を越えてゆきたいと願う。どこまでもずっと。私の中に拡がる空は、きっと広く......、虹色だろう? 不思議な形......人。愛らしい動物、花々の形、どれも好きだ。黄色、なんだか明るい気分になる。やっぱり美しいなと思う青。ドキドキする赤、うっとりするピンク。すがすがしくなってくる緑。完璧な白と黒。それぞれにいいものだと感じてしまう。そんなわけで、多くに心を揺さぶられてしまうので、いつも画面の中のドラマは丸くおさまるわけにゆかず、粘土のように色・形を取ったり付けたり、そのうちにいろんなものが合体したり、へんな形(私的には気に入った形)が登場してきてしまいます。けれども、ふと思うのです。そういったものたちから感じたエネルギーのもっと奥の方にあるのか? 見えない生命の息吹き・光を表現できたら......と。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1971年
東京都に生まれる
1998年
創形美術学校研究科版画課程修了、第66回日本版画協会展・山口源新人賞、あおもり版画大賞展・準大賞
1999年
第1回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ・優秀賞、第67回日本版画協会展・版画協会賞、現代版画NAGOYA'99
2000年
第33回現代美術選抜展(文化庁)、第5回日本・ハンガリー現代版画展、KYOTO版画2000展(京都市美術館・京都)

作品紹介

《この時を越えて》

《この時を越えて》

2000年 83.5×79.5cm

木版

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