コメント
「日本人の想像性豊かな心は何処へいったのだろう。ポスターを見ても、ドキッとするものにブツからない。明治以来欧米の擬古典主義に馴らされ、そして世界の情報が面白いというニュースの時代でもある。
美術界の方では、世界的に静かである。日本では芸人の方が闊歩していらっしゃる。そんな中、心の宇宙と、地球の外の夢を喜びとして、抽象のかたちを俯瞰をしたり、プラス算思考で闇をさ迷い、そして大海原を......。その宇宙観をシルクの技法を借り表現しています。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1941年
- 福岡に生まれる
- 1968年
- パリ、アカデミー グランド・ショミエールに学ぶ
- 1974年
- 第2回ニューハンプシャー国際版画展・審査委員賞
- 1975年
- 国展・国画賞
- 1976年
- 国展・50周年記念賞
- 1978年
- 国展・会友優作賞、フットプリント(アメリカ)国際版画展・買上賞
- 1988年
- 第5回空間大賞国際版画展・大賞(韓国)
- 1993年
- 第1回ストックホルムミニアチュル国際展・版画部門名誉奨励賞
- 1995年
- 第2回ストックホルム国際版画展・金賞
- 1998年
- クラコウ(ポーランド)世界国際版画受賞者展・招待出品
- 2000年
- クラコウ国際版画トリエンナーレ(ポーランド)、カルヴナリー国際版画サロン展(ルーマニア)、ビトラ国際版画トリエンナーレ(マケドニア)
- 2001年
- 第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神保町)