谷口 聡子(たにぐち あきこ)TANIGUCHI Akiko
作家名

谷口 聡子(たにぐち あきこ)TANIGUCHI Akiko

ジャンル
シック  モダン  抽象  銅版  

コメント

 「息苦しい都会の道を歩きながらふと見上げると、そびえ立つ高層ビルの群れに目が眩んだ。ああ、人間は何てすごい物を造るんだろう。
 底のない絶望に苦しみながらふと見上げると、見たこともない青く高い空に心が震えた。ああ、世界は何て美しいんだろう。
 凍えた山を登りながらふと見上げると、化石のような氷の壁に圧倒された。ああ、自然は何て雄大で、人間は何てちっぽけな生き物だろう。
 一瞬一瞬の感動が、生きる力を与えてくれる。
 先の見えない苦しみ、悲しみ、絶望の闇の中でさえ、命の力は消えることなくその火を燃やしつづける。
 それは何よりも力強く、そして何よりも尊い。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1967年
東京都に生まれる
武蔵野美術大学にて学ぶ
1991年
中華民国国際版画ビエンナーレ
1992年
日本版画協会展・新人賞
1993年
武蔵野美術大学大学院版画コース修了
1996年
あきる野市アーチスト・イン・レジデンス招聘
1997年
ジュール国際ビエンナーレ(ハンガリー、招待)
1998年
カリニングラード国際版画ビエンナーレ(ロシア)
2000年
バンクーバー国際ミニプリントビエンナーレ(カナダ)、CWAJ版画展(東京アメリカンクラブ・神谷町)・版画家奨励賞
2001年
第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神保町)

作品紹介

《Evening drive》

《Evening drive》

2000年 30×40cm

エッチングアクアチントコラグラフ

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