コメント
「『キャスト・ワーク』は一人遊びから作られるイメージの実験場のようなもの、組み合わせの数だけバリエーションを楽しむことができる。キャストたちは主に＜人間＞を題材に切り取られ、独立した版になり、様々な場面に登場する。目も口もないような単純なかたちの銅版であるが、何度も繰り返し使っているうちに愛着のようなものを感じることがある。これからも錆びることなくせいぜい長く付き合って行こうと思っている。」（作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より）
略歴
- 1960年
- 水戸に生まれる
- 1984年
- 東京芸術大学卒業制作展・買上賞、第2回西武美術館版画大賞展・優秀賞
- 1986年
- 東京芸術大学大学院修了
- 1987年
- 現代の版画1987（渋谷区立松濤美術館）、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ
- 1990年
- 「アートは楽しい」（ハラ・ミュージアムアーク伊香保）
- 1991年
- 第4回アクリラアート展（目黒区美術館）
- 1993年
- 今日の水戸の芸術2・3人の版画家（水戸市立博物館）
関連書籍
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