艾沢 詳子(よもぎざわ しょうこ)YOMOGIZAWA Shoko
作家名

艾沢 詳子(よもぎざわ しょうこ)YOMOGIZAWA Shoko

ジャンル
シック  モノトーン  写真・コラージュ他  植物  銅版  風景  

コメント

 「何かが見えてくる......手稲山(タンネウエンシリという美しい響きのアイヌ語名がある)に1年に100回も登ったという早川禎治氏の『手稲山紀行―傷ついた自然の側から―』を読んだ。著者や私たちにとっては裏山の様な山ではあるが、四季折々登り口を変え綴られたなかから手稲山の<今>が見えてくる。そして山を透して原始の時代から我々の生きている現在までもが見えてくるのだ。私はとても勇気づけられた。たぶん彼が手稲山に登るのと同じように、私は日々の記録の様に何かを紡ぎだす行為を続けている。自分と向き合っている時間の集積の中から何かかたちとなって見えてくるものは、決してこの世の中に在るものではないのだけれど、まるであったかのようにリアリティーを持ち、その質感に私は触れてみたくなる。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1949年
北海道夕張郡由仁町に生まれる
1992年
北海道・今日の美術"10人の原自然-胎動の森・脈打つ水"(北海道立近代美術館・札幌)
1993年
TOKYOまちだ国際版画展(町田市立国際版画美術館)
1994年
アジアン・カルチャラル・カウンシルの奨学金によりニューヨークに滞在、現代の版画1994(渋谷区立松濤美術館)
1995年
第3回BHARAT BHAVAN国際版画ビエンナーレ(ボパール、インド)・グランプリ
1997年
北海道文化財団の助成によりニューヨークに滞在
1999年
メディテーション-真昼の瞑想(栃木県立美術館・宇都宮)
2000年
個展(シロタ画廊・銀座、アートギャラリータピエス・神戸)、第15回グレンヘン国際版画トリエンナーレ(スイス)

作品紹介

《-042700-》

《-042700-》

2000年 93×196cm

コラグラフドライポイント

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