コメント
「コンピュータを使用した作品であると、クールでハイテクな印象であると評されることが多々ある。しかし、作家本人としては、より肉体的であり、田舎者の目で見た都市への憧れや、美しさ、また滑稽な部分を感じ取ったうえでの表現であると特に最近は自覚し始めている。情報と消費の海に漂う身近な事物は、今後ますます実体をとらえにくい代用物に取って代わることだろう。甘い媚薬のかおりを嗅ぐわせながら、なめらかに、したたかに進行するに違いない。作品に登場するプラスチックでできた3Dの植物たちは、その世界で癒しのイデアとなるのだろうか? 」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)
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