内容
色をのせない深く彫り込んだ版(きめ出し版)の上に、色摺りが終わった版画をのせ、強い圧力をかけて画面に凹凸を作り出す技法。例えば、雪だるまや雲の柔らかい丸みなど、色のない部分に立体感を出すために使われる。以下の空摺り・布目摺りとともに現代版画では「エンボス」技法と総称される。