コメント
「ある著名な彫刻家が私のことを<ひっちゃかめっちゃかな>奴だと言ってくれた。本当にそうである。あれもこれも興味があって狂いそうである。最近、ことさら日常的な身近かなもの、食事をするテーブルにしろ、座っている椅子にしろ生きもののように見えて、手当り次第デッサンをすると紙の上で踊り出す、チャプリンの無声映画を見ているようだ。突然、後から音楽が聞えてきた、『ゴールドベルク変奏曲』グレン・グールドのピアノである。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
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