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「色彩・形を単純化しなければいけないとうことと、西洋の黄金比から逃走する、という観念が常に働いていた」(『版画芸術』106号「インタビュー百瀬 寿 色彩の王国」より)という百瀬は、正方形の画面に色彩のグラデーションを描く仕事を発表している。
略歴
- 1944年
- 北海道に生まれる
- 1968年
- 岩手大学教育学部専攻科修了
- 1977年
- 世界版画展・エディション買上賞(サンフランシスコ近代美術館)
- 1987年
- 第7回ハラ・アニュアル(原美術館)
- 1988~98年
- アート・カイト世界巡回展
- 1992年
- 横浜美術館グランドギャラリーに15点依頼制作
- 1994~97年
- 椿会展(資生堂ギャラリー)
- 1995年
- 戦後文化の軌跡'45~'95(目黒区美術館他)
- 1996年
- 高知国際版画トリエンナーレ・大賞受賞、版画の1970年代(渋谷区立松濤美術館)
作品紹介
《Square-Reversible, Blue and Black thru Metallic Green and Blue》
1995年 91×64cm
シルクスクリーン