コメント
「弦屋光溪のかたちは既にあると思います。そのかたちは、私のある年代のかたちであって、早く打ち砕いて新しいかたちを創造したいと思います。新しいかたちも、またすぐに打ち砕いて、何度もかたちの変化を続ける作家でありたいと思います。私にとりまして重要なのは未来です。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)
略歴
- 1946年
- 神奈川県茅ヶ崎市に生まれる
- 1978年
- 9月、歌舞伎座内で自画自刻自摺木版画「役者絵」シリーズを制作開始(~2000年8月)
- 1988年
- 弦屋光溪木版画役者絵展〈歌舞伎座百年記念〉(松屋銀座)
- 1989年
- 弦屋光溪展(パシフィック・アジア美術館・カリフォルニア州)
- 2000年
- 弦屋光溪全役者絵展(平木浮世絵美術館・横浜)、弦屋光溪の役者絵全貌展(松屋銀座)
- 大英博物館収蔵94点、無所属
作品紹介
《箸を持つボビー・タキフ夫人》
1998年 37.2×25cm
木版