コメント
「『言葉と映像の融け合う空間』を実現したいと願う。
言葉と声が一体であるように、イメージとマチエールが抜き差しならない関係で美を成立させること。雪舟の<破墨山水>は、和紙に墨でしか実現できない。作品の唯一性は、運命、即ち偶然と必然によって生まれる。
意識と無意識の中間帯で仕事をする。美は作者にとっても驚きでなければならない。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より)
略歴
- 1928年
- 東京に生まれる
- 1952年
- 品川 工に師事
- 1967年
- 現代日本版画巡回展(スウェーデン)
- 1970年
- 春陽会・研究賞(99年岡鹿之助賞)
- 1975年
- 現代青年版画展(パリ近代美術館)
- 1980年
- プレミオリソーネ国際版画展(イタリア) 1981年 個展(ドゥノン美術館・フランス)
- 1982年
- 20世紀木版画展(アメリカ)、神奈川県民ギャラリー3人展(横浜)
- 1990年
- ザイロン11展(スイス、ベルギー他)
- 1992年
- メキシコ・日本版画展(メキシコシティー) 1996年 個展(岩崎ミュージアム)
この他国内外で個展多数