コメント
「画面に向かい自分のしていることを把握しているときがある。そのときは冷静で行動力があり自分の考えを実現できる。一方、自分を見失い何をしているか分からなくなるときもある。あせり、熱くなり、混乱し、恐怖を感じる。冷静に把握しているときはそれに見合った収穫のときであり、見失っているときは自分を越えた広がりに押し潰されそうだ。作品が成立するためにいつも冷静に把握することを求めるが、じつは、自分を見失いもがく広がりの中に、もっとも大切な可能性があると感じている。」
（作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より）
略歴
- 1955年
- 鹿児島県に生まれる
- 1981年
- 東京芸術大学大学院修士課程修了、個展（Galerie 412・神宮前）
- 1983年
- 個展（コバヤシ画廊・銀座、84-88、92、93、95、96年も）
- 1988年
- 今日のグラフィズム（茨城県民文化センター・水戸）
- 1989年
- JAPANESE CONTEMPORARY ART IN THE 80'S（ハイネケンビレッジギャラリー・原宿）
- 1992-93年
- 現代美術の視点－形象のはざまに（東京国立近代美術館・東京、国立国際美術館・大阪）
- 1994年
- 現代美術の展望－VOCA展'94（上野の森美術館）
- 1995年
- 個展（ギャラリー池田美術・銀座、96、98年も、村山画廊・銀座、96、97、98年も）
- 1997年
- ART TODAY 1997 OPERA APERTA－開かれた作品の詩学（セゾン現代美術館・軽井沢）
- 1999年
- 個展（駒ヶ根高原美術館）、開館記念展（東京オペラシティアートギャラリー・初台）、富山国際現代美術展〔ポーランド・日本〕（富山県立近代美術館）
作品紹介
関連書籍
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