コメント
「実際に物を見て描くことは好きですが、版画の下絵のために何かを見ながらスケッチしたり、デッサンすることはまずありません。どんなに風景や物事に感動しても、すぐさまには絵にできません。数日、数年たってからやっとポロリと絵として出てくる、という感じです。
だから私の描く絵(版画)の風景は、実際にあるような、ないような感じなのかも知れません。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)
略歴
- 1970年
- 東京に生まれる
- 1992年
- 武蔵野美術大学短期大学部美術科専攻科修了、メキシコ留学。UNAM自治州立大学美術科にて、外国人聴講生として油画、銅版画を学ぶ
- 1991年
- 「821-826」展(練馬美術館)
- 1994年
- 個展(メキシコ)
- 1996年
- 個展(ギャラリーアート倉庫・下高井戸、98年も)
- 1997年
- 武蔵野美術大学油絵学科版画コース卒業、個展(「a's」gallery art soko cellar・渋谷、98年も、ギャラリィK・銀座)
- 1998年
- フィリップモリスアートアワード最終審査展(東京国際フォーラム・有楽町)
- 1999年
- 個展(Gallery Jin・吉祥寺、2000年も、Za Gallery・文京、松明堂ギャラリー・小平、GALLERY IDEA・南青山)、アルバータ大学版画交換展(武蔵野美術大学、アルバータ大学、カルガリー大学・カナダ)、「詩と銅版画」展(Gallery Green Forest・横浜)
- 2000年
- 個展(フォーラム・エキジビション・スペース・有楽町、Za Gallery・京都、G.Hギャラリー・東北沢、ギャラリー花影抄・根津)
作品紹介
《浮き雲暮し》
2000年 15×22.5cm
エッチング、手彩