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作家名

遠藤竜太(えんどうりゅうた)ENDO Ryuta

ジャンル
モダン  リトグラフ    抽象  

コメント

 「テクノロジーが私たちの生活の上で非常に大きな存在となるにつれて、身体感覚もどんどん拡張して(縮小して)変容していくと言われています。電子メディアの環境の中で、身体的な境界が曖昧になって、自分と肉体が同一ではない現実を感じたりする状況があります。  このような現在私たちが置かれている状況から生ずる身体のイメージをもっとも定着するかたちを探します。しかしそれとは別にずっと奥の方から立ち現れ、なかなか捉えられないある聖性をもったイメージがあります。それはきっと時代を超越した普遍的なもので、私はそのなかなか捉えられない奥の方のイメージとの統合を目指し、自己のイメージである身体のかたちを模索しています。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より)

略歴

1960年
山梨県に生まれる
1985年
和歌山版画ビエンナーレ(和歌山県立美術館、87、91、93年も)
1986年
多摩美術大学大学院版画専攻修了、日本国際美術展(東京都美術館、90年も)・ブリヂストン美術館賞
1988-90年 エンバ美術コンクール(エンバ近代美術館)・88、90年新人賞
1990年
山梨県新人選抜展(92、94、96、98年も)・山梨県立美術館賞、現代の版面1990(渋谷区立松濤美術館)
1992年
ユーロアメリカ‐ナデグラバド(スペイン)
1994年
紙の表情・HangaWashi(ベルギー)、個展(エプルーブダルチストギャラリー・アントワープ)
1996年
アジアプリントアートフェスティバル(釜山)
1997年
ジェール国際版画ビエンナーレ(ハンガリー)・ディプロマプライズ
1999年
第4回アルゼンチンリトグラフ展(アルゼンチン国立版画美術館・ブエノスアイレス)
2001年
個展「I walk 2001」(6.4-6.16 巷房/Space kobo+tomo・銀座)

作品紹介

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《Materie》

1996年 90×68cm

リトグラフ

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