コメント
「言葉にしてしまうと、大して記憶に残らない光景が、頭の中にいくつも残っている。
そのいくつもの記憶の断片を拾いあげ、繋げながら形を探しだしていく。そして、その探しだしてきた形を和紙に刷り取っていくうちに、もうひとつの私なりの風景が広がっていく。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より)
略歴
- 1961年
- 東京に生まれる
- 1988年
- 多摩美術大学大学院修了、第56回日本版画協会展・山口源新人賞
- 1990年
- 平成2年度文化庁芸術家国内研修員
- 1991年
- 第5回中華民国国際版画ビエンナーレ(台北・97年も)
- 1992年
- 木版画-明治末から現代-(練馬区立美術館)
- 1993年
- 第61回日本版画協会展・準会員優秀賞
- 1994年
- 第9回ソウル国際版画ビエンナーレ、ミヤコ版画賞展(都画廊・大阪)・優作賞
- 1995年
- 第1回川上澄生美術館木版画大賞展・準大賞
- 1997年
- クラッヘ国際ミニプリントビエンナーレ
- 2001年
- 個展「I walk 2001」(6.4-6.16 ガレリア・グラフィカ・銀座)
- 2007年
- 文化庁買上優秀美術展(日本芸術院会館)
- 2008年
- 高知国際版画トリエンナーレ・準大賞
作品紹介
《The Doctor arrives at a conclusion》
1998年 107×62cm
木版