コメント
「10年ほど前に『生命の形=種子』のシリーズを創っていた頃、我々の天体を支配するのは、すべてのものを無にかえすエントロピーの力であることを知りました。以来、私の中に、この絶対的な力に対して、35億年の時の流れを生き続けてきた生命のイメージが定着しました。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1937年
- 大阪に生まれる
- 1960年
- 慶応義塾大学美学美術史学科卒業、渡仏、以後パリ在住
- 1969年
- オーパベ大賞(パリ)
- 1971年
- 毎日現代美術展・コンクール賞
- 1980年
- 国際ビエンナーレ・審査委員長賞(カンヌ、シュールメール)
- 1992年
- 個展(彫刻の森美術館・箱根)
- 1995年
- 個展(東京セントラル美術館・東京)
- 1997年
- 個展(パリ)、自然派芸術展(パリ自然博物館)
- 2000年
- 個展(東京都)
- 2001年
- 第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神谷町)