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作家名

石川晃治(いしかわこうじ)ISHIKAWA Koji

ジャンル
シック  スクリーンプリント  モダン  モノトーン  孔版  

コメント

 「生きることの意味あいが曖昧な現代社会。自己の存在意義を見失い、生きることの意味が見失われつつある。私は生命の存在意義に目を向けたとき、このはかない存在の途方もないほどの輝きに気づいた。この輝きの美しさは生命が生を受けて以来、受け継いでいる<美>である。いかにすれば、その<美>を表現することができるのかが、私が追い求めている<美のかたち>である。従って、そのかたちは生命力を彷彿とさせるものでなければならないし、躍動感も備えなければならない。  <生命のかたち>を表現するのが、躍動感を伝えるスクラッチの線描であった。それと版の制作途中で産まれる曖昧な線もまた、はかなさを映し出す。余分なマチエールを排除し、線描を浮き彫りにするのは版画であった。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1968年
大阪市に生まれる
1991年
大阪芸術大学芸術学部美術学科版画専攻卒業、個展(番画廊・大阪、92年も)、吉原治良賞美術コンクール展(現代美術センター・大阪)・グランプリ
1992年
個展(信濃橋画廊・大阪)
1993年
個展(福岡市美術館市民ギャラリー)、TOKYOまちだ国際版画展(町田市立国際版画美術館)
1994年
個展(ギャラリー源・福岡、95、97、2000年も、ABCギャラリー・大阪)
1996年
INTO PRINT(ギャラリー・ココ・京都、愛知県立芸術文化センター・名古屋)
1997年
クラコウ国際版画トリエンナーレ(ポーランド)
1998年
第12回現代版画コンクール展(現代美術センター・大阪)・優秀賞
1999年
Triennale of 100 Cities(リオデジャネイロ)

作品紹介

ISHIKAWA-Koji-01.jpg

《激情》

2000年 115×160cm

シルクスクリーン、アクリル、キャンバス

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