コメント
(前略)私は主に食べ物をモチーフにした木版画を制作していて、その中でも〈おすし〉を描いた作品には数多く取り組んでいます。(中略)
直接描くのではなく、版木を介在させる、という距離感が私にとっては重要で、それはモチーフに対しても同じように考えられます。
自分の心情からは距離感のあるモチーフをあえて選ぶことで、見た人をハッとさせるような、自分自身がハッとするような、おもしろい作品を目指して制作しています。
(版画芸術154号巻頭特集 現代版画ジャパン 作家コメントより)
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