コメント
「まったく手つかずの紙片の無音無限空間にかたちを生み出すことで、音を響かせ、限定してしまうけれど、より近くに感じることができます。 自分が思いつくかたちは、分かり切ったものばかりで面白くないのですが、不測の現象から生まれたかたちには驚きがあり、大切に思っています。しかし、自分が考えたもの足りないかたちの中にも、時を経て一度忘れてしまうと、ふり返って見たとき、新鮮に感じるものもあります。そのため、書き損じも含め、書きためた中から古い順に取り出してきて、そこから制作を始めることが多いです。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より)
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