コメント
「非常勤講師として東京芸術大学版画研究室に通うようになってから、シルクスクリーンをあらためて考えるという機会に恵まれた。身近で銅版、木版、リトグラフに接していると、自然にシルクスクリーンのシチュエーションもみえてくる。シルクスクリーンをプロセスとして表現するにしても『わたしのかたち』を壊すくらいのコンセプトであれば、シルクスクリーンもこれからまだまだ生成変化するだろうかと考えたりするこのごろである。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1943年
- 新潟県に生まれる
- 1966年
- 多摩美術大学絵画部油画科卒業
- 1971年
- 第6回国際青年美術家展・佳作賞
- 1972年
- 第7回ジャパン・アート・フェスティバル・優秀賞
- 1974年
- 第9回ジャパン・アート・フェスティバル・優秀賞、第9回東京国際版画ビエンナーレ
- 1976年
- 現代日本版画展(フェラーラ美術館・イタリア)
- 1977年
- 文化庁派遣芸術家在外研修員(ニューヨーク、パリ)
- 1995年
- 世界の版画戦後50年展(神奈川県民ホール)
- 1997年
- 個展(新津市美術館開館記念)
作品紹介
《1996Location 1-6》
1996年 38.2×46.3cm
シルクスクリーン