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「まず、イメージありきではないところから出発しよう。往々にしてはっきりとしたイメージは、かり物であったりする場合が多い。
そのための手掛かりとして、リトグラフの版面に解墨を流し定着したところからイメージを見付けようとしている。そこに現れているカタチに私のリズムを合せる。
そこでいつも思うのは、自然にできるカタチは美しく、それに合わせようとしている私の線はなんとぶざまでぎこちないものかということです。自然のカタチに乗ってわたしのカタチになればしめたもので、これはなんとオメデタク、ウレシイことか。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑1999』阿部出版より)
略歴
- 1934年
- 東京に生まれる
- 1960年
- 東京芸術大学油画科卒業
- 1961年
- 日本版画協会展・奨励賞(63年新人賞、65年山本鼎賞・会員推挙)
- 1965年
- ライプチヒ国際書籍美術展・銅賞
- 1968年
- 東京国際版画ビエンナーレ、クラコウ国際版画ビエンナーレ・プラツラフ美術館賞(ともに70年も)
- 1970年
- インターグラフィック'70
- 1974年
- フィレンツェ国際版画ビエンナーレ・エミリア:ロマニヤ県知事賞
- 1975年
- 1975日本の版画(栃木県立美術館)
- 1977年
- 第1回日本現代版画大賞展
- 1979年
- 文化庁芸術家在外研修員(フランス、ドイツ滞在)
- 1980年
- 現代版画の一断面(東京都美術館)
- 1982年
- 近代日本の美術1945年以後(東京国立近代美術館)