コメント
「70年代は、<見果てぬ夢>シリーズ。80年代は、<Earth>シリーズ。90年代は<遠き流れ>シリーズを制作してきました。
<Earth>は、上京してから8年間の学生生活が終るまでの東京で受けた刺激によりできた作品です。
<Earth>は、ヨーロッパ旅行がきっかけとなり、自分の考えていた世界感を出すことができたシリーズと思っています。
<遠き流れ>は、より個人的に、ペシミックでありながら、ここちよい音楽に身をまかせるような、世界を描いてみたく、描き続けていますが、これから先、もう少し形から開放されたら、もっと求める世界に近づけるような気がしています。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)
略歴
- 1952年
- 秋田県に生まれる
- 1978年
- 東京芸術大学大学院美術研究科版画専攻修了
- 1982年
- 個展(みゆき画廊・銀座)
- 1983年
- 第15回リュブリアナ版画ビエンナーレ(スロヴェニア)
- 1984年
- クラコウ国際版画ビエンナーレ(ポーランド)、個展(シロタ画廊・銀座)
- 1988年
- VISIVA POESIA 2(西武百貨店渋谷美術画廊・渋谷、以後6回まで出品)
- 1993年
- 個展(西武百貨店版画ギャラリー・池袋)
- 1999年
- 夢色の絵の具展(秋田県立近代美術館)、収蔵企画展
- 2000年
- 個展(福原画廊・銀座)
- 2001年
- 第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神保町)
作品紹介
《遠き流れ14》
1999年 27.5×38cm
リトグラフ
《Earth 1》
1980年 67×85cm
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《立ち葵 5》
1993年 99.3×69.8cm
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