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作家名

若生秀二(わこうしゅうじ)WAKO Shuji

ジャンル
リトグラフ    静物  

コメント

 「私がリトグラフに出合ったのは大学2年の時だったと思う。以来ずっとリトグラフによる作品を創り続けている。金箔などを使い始めたのは81年ごろからで私が独自に研究した技法である。ところで版画において外形は必ずしも長方形である必要はないのだが、私の場合は長方形の作品がほとんどである。一時期円や楕円、正方形の作品も試作したことがある。版画協会で受賞したのも楕円の作品であった。しかしこれらの外形は作品自体が小さく見えるような気がして近年ほとんど作らなくなってしまった。さて暑い夏がようやく終り、ひと息ついている。暑い時でも仕事は色々あり全く休業しているということではない。年中無休という訳だが、私の場合は中年無休というべきなのかも知れない。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1953年
仙台市に生まれる
1977年
東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
1979年
日本版画協会展(以後毎年)・80年新人賞、83年準会員佳作賞
1980年
CWAJ版画展(東京アメリカンクラブ・神谷町、以後毎年)
1990年
INNOVATION AND TRADITION(シンシナティ美術館・アメリカ)
1994年
EXHIBITION OF MODERN JAPANESE PRINT(カイロオペラハウスギャラリー・エジプト)
1995年
JAPANESE MOMENT(HAMEENLINNA ART MUSEUM・フィンランド)
1998年
個展(ザ・トールマンコレクション・芝大門)
2000年
MILLENNIUM GRAFICA 2000 IN YOKOHAMA(神奈川県民ホール・横浜)、東京百景完成記念展(伊勢丹美術館・新宿)
2001年
日本版画協会展(東京都美術館・上野公園)、第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神保町)

作品紹介

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《FASCINATION》

1997年 67×47.5cm

リトグラフ、金箔

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