説明
一般的に希硝酸、塩化第二鉄の溶液が使われる。腐蝕に際し、有毒ガスが発生しないため塩化第二鉄がよく使われるが、銅と化合した酸化銅が刻線にたまるので、版を裏返して腐蝕する必要がある。また、レンブラントの時代には「オランダ腐蝕液」と呼ばれる塩素酸カリウム溶液に塩酸が加えられたものが使われていた。
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