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「黒」に対するこだわりは格別のものがあったようで、一時期は着ている洋服すら黒1色というほどの徹底ぶりだった。またある時、第三者のモノクロームの作品に「色を付けるなら......」という話題になった際に「色はいらない」と断言していたという。
(藤本清子―メゾチントの「風立ちぬ」『版画芸術』195号より)
略歴
- 1950年
- 大阪府に生まれる
- 1987年
- 春陽展初出品(以降毎年出品)
- 1989年
- 台湾国際版画ビエンナーレ
- 1990年
- 現代版画コンクール(大阪現代美術センター)
- スペインミニプリント展(94年も)
- 1991年
- クラコウ版画トリエンナーレ(ポーランド)
- 1993年
- ビエラ国際版画展(イタリア)
- マストリヒト国際版画展(オランダ)
- 1994年
- ベオグラード国際版画展(ユーゴスラビア)
- 1996年
- 第3回高知国際版画トリエンナーレ
- 1999年
- ノルウェー国際版画ビエンナーレ
- ヴェルナ国際版画ビエンナーレ(ブルガリア)
- 2004年
- エボラ版画フェスティバル招待(ポルトガル 07年も)
- 2010年
- ペナン国際版画展(マレーシア)
- 2011年
- 第88回春陽展・岡鹿之助賞
- 2019年
- 10月24日病没
- 2022年
- 初回顧展(ギャラリー・プチフォルム・大阪)
作品紹介
《風溜り》
2015年 29.7×45.2cm
メゾチント
《飛来》
2011年 44.6×44.6cm
メゾチント
第88回春陽展・岡鹿之助賞
《水源地》
2011年 50×45cm
メゾチント
第88回春陽展・岡鹿之助賞