岸中延年（きしなかのぶとし）KISHINAKA Nobutoshi

コメント

　「長年制作を続けている中で、私の興味の対象も数多く増え、広がってきています。それらの中には、直接美術とは何の関わりもないと思えるものも多くありますが、それらすべてを含んだものが、私をかたち作っていると考えています。作品を作るにあたっては、美術を表現するために考えかたち作るのではなく、いろいろな事柄を含んだ私そのものがかたちとして出るようにと考えています。」（作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より）

略歴

1954年

京都市に生まれる

1976年

嵯峨美術短期大学版画専攻科修了

1977年

第1回日本現代版画大賞展・リッカー美術館賞

1989年

第11回京都美術展・大賞、第19回現代日本美術展・国立国際美術館賞

1990年

第18回日本国際美術展・北海道近代美術館賞、現代版画1990・優秀賞

1991年

第4回和歌山版画ビエンナーレ・買上賞

1992年

OBAYASHI絵画・イラスト･コンクール・大賞

1993年

第22回現代日本美術展・兵庫県立近代美術館賞

作品紹介

《flower》

1999年　60×45.5cm

エッチング、アクアチント、ドライポイント

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