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作家名

宮本典刀(みやもとのりわき)MIYAMOTO Noriaki

ジャンル
シック  モダン  銅版  風景  

コメント

 しかし、どうして宮本氏は作品のモチーフに「切妻屋根」の建物が並ぶ街のイメージを使うのだろうか。(中略)氏は旅行などで外出したりする際、街の中をとにかくねり歩くという。つまり、自作の街のイメージは、かつて歩いた路地裏や市街地の「記憶の集積」なのだ。故に氏は、自作のでき具合を判断する目安として、「自分の創り上げた街の中に自分が入っていけるかどうか、また、その中を歩き廻れるかどうか」という視点で見るという。
(版画芸術170号 記憶の中の「街」が生み出す息吹(坂戸亮介)より抜粋)

略歴

1940年
東京都に生まれる
1958年
現代美術研究所に在籍
1970年
欧州、アフリカ放遊
1985年
初個展(あかね画廊・銀座)
1997年
春陽展・奨励賞
1999年
春陽展・春陽会賞
ドローイング・デッサン版画コンクール・金賞
2001年
現代美術選抜展
2002年
現代日本版画50人展(ティコティン美術館・イスラエル)
2003年
春陽展・岡鹿之助賞

作品紹介

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《広場》

2005年 36.5×50cm

アクアチント

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《遠い記憶》

2009年 36.5×20cm

アクアチント

MIYAMOTO_Noriwaki_03.jpg

《惜別》

2011年 36.5×30cm

アクアチント

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