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尊敬してやまない師ジャン・デルペッシュの指導のもと、私は一九六五年から銅版画の制作を始めた。さまざまな技法を試みた後、私のデッサンを表現するのに一番適したビュランに行きつき、それは現在も私の主要な技法となっている。
ビュランは、私のデッサンをほとんど修正せずに表現でき、また一方では、彫版の進み具合のイメージを、ステートによって版に起こす可能性を与えてもくれる。
仕事の合間に、ジュッシューの自然博物館の古生物学室や鉱物学室、熱帯植物室に通いつめ、私のインスピレーションの原点が培われた。(後略)
(版画芸術94号より作家コメント一部抜粋)
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