名称

ビュラン(burin)

カテゴリ
彫り  銅版画  

説明

エングレーヴィング木口木版で、版面に直接刻印するために使う道具。丸い木の握りを掌で包み込んで持ち、手前から向こうへ押し出すように彫っていく。銅版では、彫られた溝は鋭いくさび形になり、まくれができるが、これをスクレーパー(三稜の刃を持った削り道具)できれいに削り取る。刃先の断面は正方形か菱形で、木口木版用としては印刀形や複数の刃を持ったレンパツがある。エングレーヴィングはこの道具名により「ビュラン(彫り)」と呼ばれることもある。


ビュラン

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