高橋シュウ(たかはししゅう)TAKAHASHI Shu
作家名

高橋シュウ(たかはししゅう)TAKAHASHI Shu

ジャンル
人物  木版    静物  風景  

コメント

 「近くを流れる荒川の河原に時々行きます。去年の枯れた草の間から今年の葉が伸びて、ほとんど変化のない風景の中で時間だけが無機的に進んでゆくようです。そんな足元の風景を眺めながら散歩していると、同じ風景をずっと前に見たことがあるような気がすると同時に記憶の彼方に行ってしまったことが急によみがえってきたり...。
 感情を抑え、乾いた、無機的な感覚を表わすのに、銅版という硬質な素材にイメージを置く方法は、気に入っています。ひびの入った壁は古代遺跡の一部、風化した古文書の1ページ、さらに時を経て崩れてゆく現代文明の一断面、たくさんのます目は無常な時間の集積、あるいは無数の文字の配列、高層ビルの窓であるかもしれません。現代という時間も果てのない時の流れの一部、そこに生きる人間はさらにその一部です。」
(作家コメント「遠い風景、近い風景」『版画年鑑2000』阿部出版より)

略歴

1951年
埼玉に生まれる
1977年
北海道大学農学部卒業
1980-81年
滞英
1984年
第15回版画グランプリ展(85年も)
1986年
第6回現代版画コンクール展・優秀賞
1988年
第18回日本国際美術展・埼玉県立近代美術館賞、第14回日仏現代美術展・大賞
1989年
第3回和歌山版画ビエンナーレ(93年も)
1990年
第19回日本国際美術展・国立国際美術館賞、第1回高知国際版画トリエンナーレ(93年も)
1991年
第1回さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ(93年も)
1988年
個展(柳沢画廊・浦和、養清堂リフレクションギャラリー・銀座、ギャラリーつつい・調布、プランタン銀座・銀座、伊勢丹・新宿、阪急・梅田、丸井今井・札幌)
2001年
第46回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ・神保町)

作品紹介

《風の詩 Ⅲ》

《風の詩 Ⅲ》

1998年 55×20cm

エッチング、箔、和紙

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