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作家名

渡辺幹夫(わたなべみきお)WATANABE Mikio

ジャンル
モノトーン  人物  銅版  

コメント

 「版画制作は、オブジェを作っているようでとても楽しいし、その複数性によって、多くの人と接することができるのは、作家にとって大きな喜びです。  様々な工程を経てできてくるものは、私を思いがけなく喜ばせたり、また裏切りもして、何かの媒介と共同作業をしなければ生まれない絵画なのです。(版画ももちろん、絵画でなければなりません)  今まで人体をモチーフに、メゾチントで多くの作品を作りましたが、別にこのモチーフと技法にこだわっているわけではありません。ただ、あらゆる物の奥深くの、澄んだところにある<何か>を把握し、表現したいと思い、いつも努力しています。」(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2000』阿部出版より)

略歴

1954年
横浜に生まれる
1977年
武蔵野美術短大油画科卒業、シベリア経由で渡欧。以後現在に至るまでフランス在住
1979年
パリ、「アトリエ17」でヘイターに学ぶ
1989年
バイユー版画サロン展(フランス)・入賞
1992年
カダケス国際版画展(スペイン)・入賞
1987年
個展(マルチプルインプレッションズ・ニューヨーク、以後ほぼ隔年)
1988年
個展(海文堂ギャラリー・神戸、以後ほぼ隔年)
1998年
カタログレゾネ刊行記念展(版画廊・銀座)

作品紹介

WATANABE-Mikio-01.jpg

《Origine(起源)》

1997年 28.1×14.3cm

メゾチント

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