山田隆志(やまだたかし)YAMADA Takashi
作家名

山田隆志(やまだたかし)YAMADA Takashi

ジャンル
シック  モダン  抽象  植物  銅版  

コメント

 「棲み馴れた我が家の前の林は、枝が幾重にも線のシルエットを空に映し、冬空に際立って美しい。一粒の種子から生まれ、枝をのばし、葉を満たしてまた種子を落とす。
 点から線、そして面へと広がり、永遠の点へ受け継がれていく自然のカタチは原点に還ることの意味深さを教えてくれる。私のひ弱な造形に光と風を与えてくれる自然界の物言わぬ賢者たち。
 ある日の散歩の途中、拾った小さな種子の中にまたひとつ答えが示されていた。」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1953年
川崎市に生まれる
1977年
桑沢デザイン研究所GD研究科中退、ワールドプリント・コンペティション77(アメリカ)
1980年
クラコウ国際版画ビエンナーレ(ポーランド)、フレッヘン国際版画ビエンナーレ(ドイツ)・受賞
1983年
カボ・フリオ国際版画ビエンナーレ(ブラジル)
1984年
イギリス国際版画ビエンナーレ(イギリス、招待)
1986年
ホアン・ミロ国際ドローイングコンクール(スペイン)、ソウル国際ミニチュア版画ビエンナーレ(韓国)・グランプリ
1989年
以後個展26回

作品紹介

《もうひとつの空Ⅱ》

《もうひとつの空Ⅱ》

1999年 21×12.5cm

アクアチントエッチング

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