安井 寿磨子(やすい すまこ)YASUI Sumako
作家名

安井 寿磨子(やすい すまこ)YASUI Sumako

ジャンル
植物    銅版  

コメント

「最初は空を飛ぶようにふわふわして絵を描いていた
どっちでもいいみたいに
いつしか残った道はただひとつ
今は何だろう  最初から決まっていたように
まっすぐてくてく歩いている
線とか色とか形とか私にしか描けないものがある
それがイヤでじたばたしていた
変わりたかったのに
けれど今は静かになってきた
ひたすら変わらない自分を持て余しながら
たいへんだ
それが私なんだから
たいへんだ」
(作家コメント「わたしのかたち」『版画年鑑2001』阿部出版より)

略歴

1959年
堺市に生まれる
1982年
大阪芸術大学美術学科銅版画ゼミ卒業、第4回現代版画コンクール展(大阪府立現代美術センター、第5回も)
1984年
女性作家の版画展(ギャラリー[vju:]・大阪)
1985年
個展(番画廊・大阪、以後6回)
1987年
イエスアートデラックス(佐賀町エキジビットスペース・佐賀町、ギャラリー白・大阪)
1990年
絵画・5つの例(京都府立文化芸術会館、~98年)
1993年
個展(ギャルリプチボワ・大阪、以後6回)
1998年
今をときめく女性銅版画展(美遊館・大阪)
1999年
20世紀の証明展(ABCギャラリー・大阪)

作品紹介

《柔らかな春の海》

《柔らかな春の海》

2000年 55×39cm

エッチングアクアチント、手彩

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