名称

合羽版

カテゴリ
ステンシル  孔版  

製版法

孔版の一種で、フランス語では「ポショワール(pochoir)」と呼ばれる。日本では「合羽版」もしくは「合羽摺」と呼ばれる。その発祥は中国であろうといわれ、日本では近世の織物染色の技法(型染)のひとつとして使われていた。のちに浮世絵などの木版画を彩色するために応用されるようになった。一般的には、合羽紙(薄美濃紙に柿渋を塗って耐久性を強くした紙)から絵の具をつけたい部分を切り抜いた「型紙」を作り、その穴のあいた部分に刷毛で絵の具を紙にうつし取る技法。

別名・類義語

合羽摺,ポショワール,pochoir

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